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救いは善くも悪しくもあり

健康のおみち

救いは善くもあり悪しくもあり。
  
「救う人」にとって救いは善きことですが
「救われる人」にとっては
善きことか悪しきことか考えねばなりません。
  
厚生労働省発表の
「事業場における治療と仕事の両立支援」
  
もしこれが国家対策として税金で行なわれるなら
全員が支援制度に参入させられることになり
善きことになりませんが
  
事業者と就業者に委ねられることになり
一歩進んだような気がします。
  
ですがそうなると
個々の判断力が必要になります。

 

 
渦中にいて病苦の人は
支援を受けるのは最善です。
ぜひ活用してほしいと思います。
  
渦中にいるが苦が重くない人は
考えるべきところです。
  
今はガンになっても5年生存率は60%以上、
罹患後も就労している人は70%以上になっています。
  
そしてがんになっても収入を確保するために、
あるいは特別扱いされたくない、
気を遣わせたくないという理由で
事業所に病気を言わない人も多いそうです。
   
それは一見、気の毒に感じるかもしれませんが
実は真意を突いています。
  
病気の自分を公に知らしめすことは
予想以上の影響があり
望んでいなかった結果になるやもしれません。
言葉の力はそれほど強いのです。
   
言霊的には言葉にして他人に語れば語るほど病気が確定し、
「病気の自分」は変え難くなって
良くなる可能性が遠ざかっていきます。
  
望まないことは語らない。
この自立心がエネルギーになっていきます。
  
ですが我慢し過ぎや
過剰にひとりで背負うのは善きにあらず、
どこでラインを引くかは
当人と事業所しだいになります。

 

 
そして渦中にいない人が
先手を打つのは悪しきことです。
  
「病になりたい」と思っても
「病になりたくない」と思っても
体は病を実現しようとします。
   
嫌だ嫌だと思えば近づいて来る。
先手を打って安心しても近づいて来る。
予防意識にも近づいて来るのです。
   
これは日本が資本主義社会であることと
脳の報酬系システムが関連します。
   
ゆえに病や病苦を避けるには
情報を他人事のようにとらえること。
   
情報収集はするが右から左に流す、
意識に残さないことが最善です。
   
真の予防は個々の
フィルタリング技術が大切です。

 
ひとりひとり
「ちょうどいい一点」があります。

 

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