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風邪は治さない方がいい「風邪の効用」

夕べは100㏄くらい鼻水が出ました(笑)
すっと鼻がムズムズして、くしゃみは30回以上出ていました。
いつも風邪を引くと読む本があるので、ご紹介したいと思います。
かなりの良書だと思います。

「風邪の効用」
社団法人整体協会創設の野口晴哉さんの著書です。
「野口整体」という名前をどこかでお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
1911年にお生まれになり、1976年にご逝去されています。

 

その本にはこんなふうに書かれています。

「健康な体は弾力がある」
いつも使いすぎているところに偏りが生じて、硬くなると病気が始まる。
自分では気づかないが筋肉の伸び縮みの幅が狭くなる。
老化現象、もっとも硬くなっているのはお墓に入っている状態である。
人はだんだんと弾力を失って死ぬ、急に死ぬということはない。

 

言い切っているところが素晴らしい。
そして風邪のことをこんなふうに書いています。

「風邪を引くと弾力が回復する」
人間の身体中、心も含めて人間全体の弾力性というものを失わないように生活すれば、突然倒れるようなことはない。
風邪は病気というよりも、風邪そのものが治療である。
ただ、完全に経過しないで治してしまうことばかり考えるから、ふだんの弱いところをそのまま残して、また風邪を引く。
あるところにばかり負担をかけているから。

そして風邪を引かなくなってしまったら、バタッと倒れるのを待つばかり。
長生きをしている人を看ると、たえず風邪を引いたり、寒くなると急に鼻水が出るという人が多い。
身体と生活を調整しながら経過を待つ。
天然の身体をできるだけ天然に保つ。
風邪を上手にひき、上手に経過する。
風邪は治療するのではなく経過するものである。

 

 

風邪は敏感な人がちょくちょく引くもので、40分~2時間ほどで経過してしまう、
くしゃみを12回ほどすると風は出ていってしまうと表現されています。

そして風邪を引いたときは、慌てて治そうとせずに、背骨で呼吸をしなさいと。
肩甲骨の間は生命エネルギーの出入り口であり、腰椎と骨盤の間は宇宙エネルギーの出入り口です。
なので息を背骨に吸い込むように呼吸をするといいそうです。
吸い込んでいくとだんだん背骨がそって来て、反り切ると汗が出て来ます。
その間2、3分一生懸命に「行気」をするそうです。

治すというのは病気を治すのではなくて、病気の経過を邪魔しないようにスムーズに経過できるように、カラダの要所要所の異常を整えること、そして経過を待つこと。
風邪を引く前はたいてい寝相が悪くなっていて、身体が偏りを調整しようとする働きがあるそうです。

 

 

多くの人は、風邪を引いた時にお風呂に入っていいか迷うのではないでしょうか。
野口先生は、風邪を引いた時こそ風呂に入りなさいとおっしゃっています。
入浴には、身体の内部の運動を高める効果があります。

そして入るなら、寝る前がいいと考えるのではないでしょうか?
野口先生は、寝る間際はよくないとおっしゃいます。
温まったぶん冷えが来るので、その時は起きている方が調整がきくからだそうです。

疲労しているときは、野菜のあく抜きのようにぬるいお風呂に長く入るのが良く、
風邪を治す入浴で大切なのは、カラダの引き締めること。
42~45度でさっと引き締めて汗がどんどんでるようにするのがコツのようです。

 

 

風邪で体の弾力を回復するコツ

1.身体を緩めること
2.冷やさぬこと
3.温めること
4.発刊は引っ込めないこと
乾いた温かいタオルで拭く、温かい下着に取り換える、冷やさない
5.水分を多めにとる

速く治そうとすることがカラダを弱めてしまいます。
風邪を無駄にしないで過ごすこと。
焦ると詰まる(笑)
積極的に風邪を活かそうとすると、サラサラと流れ出します。
背骨を調整し、体温を調整して、身体の交通整理をすること、とあります。

現代人は仕事に忙しいんですね。
お金を得ること、認めてもらうことで忙しい。
忙しいから薬を飲んで早く治そうとします。
それが医療の仕組みであり、カラダを弱体化させる原因になっているのです。

風邪を引いたとき、この本をご覧になってみてはいかがでしょうか。
私はすぐに軽快してしまったので、次の風邪っぴきを楽しみにしています。

 

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