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日本にもあった!未来の予言書

予言と言えばノストラダムスの大予言やマヤ歴の人類滅亡説が有名ですが、実は日本にも予言書があります。
最初に少し、神さまのお話をしますね。

宇宙の始まり、最初の点とされるのが
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。

次にあらゆるものを結ぶ二次元の
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)と
神産巣日神(かみむすびのかみ)が現れました。

その次に宇宙を整備する天之常立神(あめのとこたちのかみ)、
そして国を整備する国之常立神(くにのとこたちのかみ)が現れます。

そのずっと後に伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)と続き、
その先に天照大御神の誕生があります。

 

 

 

 

 

 

「自動書記」をご存じですか?
まるで手が勝手に動き、自分の意思に関係なく勝手に文章が書かれていくような。よく作家さんが、どうしてもどうしても文章が書けずすべてを諦めきったとき、手が勝手にスラスラと動いて数時間で書き上げてしまうという話を聞きます。とても不思議な現象です。

自動書記は、後で書こうとすると思い出せない「今」の感覚です。『心から看る介護と認知症のお話』は、掃除機をかけているとき頭の中にスラスラと文章が流れ始め、掃除を放り出してスマホのメモ帳に走り書きをしたものです。書き終えた後、自分で読み直して怖くなるほど核心的でした。ですがまだ周囲の理解が得られそうにないことから、2年経って徐々にお話会を始めました。

また、イベントでどうしても明日までに100万円いるというとき、もう無理だと諦めた瞬間に手が勝手に動き出し、スマホにスラスラとメッセージを書いて数人選んで送り、その日のうちに100万円集まってしまったこともありました。

不思議ですねー。

こうして文章を書いているのも、書けないときは何度書き直しても書けないのですが、書けるときは20~30分で書き上げてしまい、読み返しもせずパッと投稿してしまうこともあります。とくに無意識の話を書いているときが多いです。

 

 

 

 

 

 

千葉県に国之常立神(くにのとこたちのかみ)を祀る麻賀多神社(まがたじんじゃ)という神社があります。そこで社務をしていた「岡本天明」という人が、あるとき右腕に強い痛みを感じました。初めてのときは痛くて何もできませんでしたが、二度目のとき筆を持ってみると、手が勝手に書き始めたそうです。昭和19年、第二次世界大戦の真っただ中、原爆が投下される前年のことです。

原文はほとんどが漢数字、独特の記号、そして、若干のかな文字の混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」も有り、その難解さから天明自身も読み解くことができませんでした。また、発表を禁じる文面もあり、天明は「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります。」と語っていました。

そして天明亡き後も妻や霊能者、神道者など多くの研究者によって少しずつ解読され、1990年頃より神典研究家の中矢伸一さんの著作により知られるようになりました。

 

 

 

 

 

 

(画像:麻賀多神社の末社である「天之日津久神社」)

 

その内容に驚きます。
昭和19年、まだ日本兵が懸命に戦っているとき「この戦は負け戦である」と告げているのです。国を整備する高級神霊によるお告げが下りてきていることは兵士の間でも噂になり、発表禁止とされているにも関わらず、ガリ版の状態で兵士間で回し読みされていたそうです。

そして「負け戦だが、この戦には続きがある」とあったため、終戦の詔勅を聞いたとき自決を思いとどまった若い兵士が多くいたそうです。また、岡本天明は、まさに神のお告げを書き執るために生まれたようで、書き上げた2年後に亡くなっています。

 

 

 

 

 

 

(画像:岡田光興の毎日が日月神示さんより)

 

この予言書「日月神事」(ひつくしんじ)は、船井総研の故・船井社長も「希望の一冊」と言い、古神道に深く関わっておられました。文章中に、現代語訳したものは「一二三神事」(ひふみしんじ)と言いなさい、そして時期が来たら広めなさい、準備しなさいとあります。
先日より、日本ナースオーブからのお便り『真の健康の教え』で配信を始めました。

一つご紹介します。

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第十八巻 光の巻 第五帖(401)

 
病神(やまいがみ)がそこら一面にはびこって
隙さえあれば人民の肉体に

飛び込んでしまう計画であるから
よほど気つけておりて下されよ。

大臣(おとど)は火と水と二人でよいぞ、
ヤとワと申してあろうが、

ヤ、ワ、は火の中の水、
水の中の火であるぞ。

後はその手伝いぞ、
手足ざぞ、役人おのずから出来るぞ。

 

役は役であるぞ、
今までは神国と外国と分かれていたが

いよいよ一つにまぜまぜに致して
クルクルかき廻して練り直して、

世界一つにして、
おのずから上下(うえした)出来て
一つの王で治めるのぢゃぞ。

 

人民はお土(おつち)でこねて
神の息入れてつくったものであるから、

もうどうにも人間の力では出来んようになったら
お地(おつち)に呼びかけよ、
お地(おつち)にまつろえよ、

お地は親であるから
親の懐(ふところ)に帰りて来いよ、

嬉し嬉しの元のキ甦るぞ
百姓から出直せよ。

ミロク様とはマコトの
天照皇大神様(あまてらすすめらおおかみさま)の
ことでござるぞ、

 
六月十七日、十二か三。

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神さま言葉は面白いです。中には、~です、~ますに現代語訳されているのもありますが、できるだけ神さま言葉で伝えたいと思っています。古事記に登場する神さまの発言はすべて「完了形」で、大和言葉にもその名残があります。よって時に一方的で傲慢にさえ感じますが、面白がって読んでいただけたらと思います。

お便り「真の健康の教え」

 

 

 

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