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介護職の魂

「魂で見る介護と認知症」
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3.介護職の魂

介護は感情労働だと言われます。

利用者と施設の狭間で。
認知症と責任の間で。
医療と介護の狭間で。

上司と部下の間で。
多職種の中で。
やってあげたいことと、できることの格差で。

怒り、憤り、悲しみ、苦しみ、辛さ…
感情が日々揺れ動き、自分でもどうすることもできない不甲斐なさが、心のどこかに付きまとっているのではないでしょうか。
心の重さは体の重さです。
同じ状況を繰り返せば、いつか病になってしまうでしょう。

今後10年~20年、介護職は時代の中心になります。
もっとも困難を乗り切らねばならない職業で、乗り切ればもっとも人間的に成長する職業と思います。
介護はまさに時代の象徴で、多くの高齢者がやり残した、見えない仕事をやり遂げる役割なのです。
それは自分自身のための仕事でもあります。

 

 

 

 

 

 

感情は二元論の狭間にいるとき起こります。
嫌い、好き、辛い、ラク、苦しい、嬉しい、悲しい、楽しい…
その感情が発生する根底には、固定観念や信念、思い込み、欲求などの言葉がたくさんあります。
自分が好んで持った念でないにしろ、誰かの言葉を素直に自分の中に取り入れた責任が自分にあるのです。

また、感情は時間に縛られているとき起こります。
前がこうだったから、以前こんなこと言われたから、だから次もこうなるんじゃないか、こうなったらどうしよう…
目の前にいる人よりも次の人に思考が奪われている、目の前にいる人よりも過去の出来事に感情が奪われている、目の前にいる人を見ているようで見ていない…
感情や悩みが起こるのは、過去と未来に囚われているためです。

47万人が死に場所難民になるとまで言われている介護業界は、今後ますます大変なことになると思われます。
ですが介護の仕事に就いている人は、みな意味があるのです。
すべては自分自身の成長のために、自分が引き寄せていること。
だから問題は必ず超えられるのです。

 

 

 

 

 

 

感情や念、欲求や自我は身魂を穢していきます。
魂は体であり、情報の器であるため「身魂」と言います。
その穢れは二元論と時間の固定観念があるがゆえ。
そして魂の質に見合う霊を引き寄せます。

霊は意識と時間のすき間にスッと入り込みます。
出来事や感情に囚われて心ここに在らずというとき。
魂は浮遊し、意識がボーっとして、地に足がついていない状態。
そんなとき、次元の低い霊が帰依します。

次元の低い霊は、成長できずに彷徨います。
肉体を持つ魂が経験することでしか成長できないため、次元の低い霊は身魂を借りにやって来ます。
そして手足の動き、行動、思考、感情、物事の判断など、あらゆることを支配し、さまざまに作用します。
肉体を持つ魂、持たない魂、どちらも二元論を超えて成長するために産霊(むすび)を起こすのです。

 

 

 

 

 

 

 

感情に囚われ、時間に囚われている状態は『盲目』。
意識も体も乗っ取られ、自分を生きている感覚がしなくなります。
ただ心を抑え込み、無理やり「無」にして出勤するしかないという状態が続きます。
ですが心の中は、私の頑張りを認めてよ、私をもっと理解してよ、私を認めてよ、と叫んでいます。

この状態は…
実は、戦後の高度成長期を生きた方々と同じです。

今、介護や認知症になれている方々の時代は、貧しい状態から経済復興するために、豊かな社会を求めて走り抜いて来られました。
マイホーム、マイカー、お金、豪華な食事、海外旅行、出世、名誉…、これらはすべて他者からの称賛につながります。
そのために心を無理やり「無」にして、自分や家族を犠牲にして生きて来た方々です。
そうして最期になって、誰の人生を生きたのかわからない、自分の人生を生きた気がしない、だから「要介護」であり「認知症」であり「盲目」なのです。

今、介護に携わっている職業の方々は「介護とは何か?」を考え、「私は何のために介護職になったのか?」と自分に問いかけねばなりません。
それは自分自身が介護にならないために。
そして介護のめぐりを終わらせるために、介護職になっているのです。
介護は戦後最大の精神的被害です。

 

 

 

 

 

 

介護職は次元を超えて人間的成長を果たし、健全な社会にするために、今いる場所に辿り着いています。
出来事の意味や物事の道理を知り、感情論を超えたならば。
過去と未来の囚われから離れ、今の感覚を取り戻し、自分自身を信頼できたならば。
帰依している霊も主体と共に成長し、社会の重さが軽い光になっていきます。

介護は「魂のめぐり」。
介護職は「めぐりを取る人」。

介護は「人生最期の幕を下ろし、次の生命に送り出すための尊い仕事」です。
選ばれし人なのです。
未来のための介護であってください。

 

 

 

 

 

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