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人類とウィルスの関係-コロナウィルス

日本の感染者は200名を超え、日本は未だコロナウィルスに揺れていますね
打つ手立てがなく、予防は個人に委ねられている状況です
フィルタリングで自分自身を守る方法は
こちらの記事をご参照ください。
<フィルタリングで自分を守る-コロナウィルス>

 
自分自身を守ることは家族を守り、職場を守り、日本を守ることにつながります
ですが日本全体を守ることができた場合、自ずと個人は守られ、大きな安心を得るでしょう。
その方法はないのでしょうか?

あらゆるものが共存する地球

人類は危機をもたらす存在を徹底的にやっつけようとしますが、それは人類という立場から見た一方的な都合ではないでしょうか。ウィルスはウィルスで生命維持を目的として存在しているため、時を待てば学ぶだろうと思うんですね。エボラ出血熱のように、あまりに強い力を持っているウィルスは、宿主本体をも殺してしまうため自滅にいたります。それはウィルスにとっても望ましいことではないでしょう。実際、私たちの体も無数の菌の働きによって正常に機能しています。もし体内が完全な無菌状態になれば、人類は生きていくことが不可能になってしまうんですね。

各生物は折り合いをつける

今もコロナウィルスに打ち勝つ新薬剤を、製薬会社では血眼になって研究しておられると思いますが、果たしてそれがより良い道なのでしょうか?人類がウィルスよりも強い薬をつくれば、より強いウィルスが生まれることはご存じでしょう。医療が強い抗生物質を作り続けることによって、こうして人類の手に負えない病気を出現させて来たのですから。長い目で見た場合、より良い道は最強の薬剤をつくることではないように思います。自分たちが行なって来た結果として痛みを受け入れ、人類とウィルスはどこかで折り合いをつける必要があるのではないでしょうか?インフルエンザウィルスのように。

個人と医療の理想の関係

今、自分が感染者でない場合、こうした広い視点で見れば「次世代の人類」と「次世代のウィルス」について、そして今自分が何を成すべきかについて冷静に考えることが可能ではと思います。
以下に<個人と医療の理想の関係>を示します。

 
第1レベル
患者:帰国後から熱があって
医師:ウィルス感染ですね、薬を処方しますね。

第2レベル
患者:なぜ私はウィルスに感染したのでしょう
医師:免疫力が落ちるような生活をしていませんでしたか?
患者:そういえば無理な仕事を抱え込んでいました。

第3レベル
患者:なぜ私は無理な仕事を抱え込んでしまうのでしょうか
医師:その問題を一緒に解決しましょう。

第4レベル
患者、医師ともに経験を社会に役立てる

 
現段階のコロナウィルスは、このような穏やかな状況ではないと思います。医療の現状においても、こういった関わりができる状況ではありません。しかしながら、死をもってしても社会に貢献するという志が患者にあり、それを決して無駄にしないという志が医師にあるならば、おそらく両者の体内の発動が変わり、状況は変わると思うんですね。

 
またこの視点で物事を捉えている状態は、客観視しているため第三者事となり、焦りや不安から離れ感染しにくくなります。そして予防は自分が生きている次元を超えて、長いスパンで捉える必要があります。今後の人類と医療者の「意識の成長と拡大」を祈ります。

 

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