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日本の精神は精(くわし)の心

より良い死に方

主体には気づくことができないものがある。
日本で当たり前すぎることが外国には異質に見える。
良くも悪くも日本の文化は世界唯一である。

日本は現代人が知らぬ稀有(けう)の国

世界は西洋であれ東洋であれ、他国を征圧して自国が裕福になる方法で発展してきました。今でこそ虐殺は起こらなくなりましたが、1800年代~1900年代まで敵対する者は皆殺しにすることがまかり通る争いの時代でした。ですが唯一、征服に興味を示さなかった国があります。それが我が国、日本です。

西洋の哲学は個人主義です。個人の幸せを目的としているため、必ずやどこかで争いが生じます。西洋医学である医療で見られる「闘病生活」のように、最終的には病気を持つ自分自身をもやっつけるという考え方です。情報化時代に入り個人が自由になってビジネスをしやすくとはいえ、企業×企業だった産業時代より富裕層と貧困層は二極化し、心身症、不治の病、介護・認知症も増え続けています。やはり個人主義も日本人には合わないようです。

日本には戦争より怖い自然災害が多く、いざというときは皆で助け合わねばならないことを知っていました。そして今になってわかって来たことですが、秩序と名誉を重んじる武士道の教えによって、たとえ戦時下であっても日本は諸外国に素晴らしい功績を残しています。そしてもう一つ、天皇における全人類の視点がありました。天皇は世界を案じて戦い、世界を案じて戦争を終わらせたというのが歴史の真実のようです。日本人にはこうした精(くわし)の心が根付いています。

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精の心が神となり、健やかさになる

時間に追われながら毎日必死で働いているけれども、本心で多くを望んでいる人は、さほどいないのではないでしょうか。本当は人の上に立ちたいわけでも、人より稼ぎたいわけでもない。ただ、そうしなければ普通でいられないから、そうさせられている…という人が多いように感じます。

欧米では「仕事の目的は何ですか?」と尋ねると、殆どの人が「お金でしょ」「他に何があるの?」と答えるほど物質重視です。ですが私たち日本人はそうではありませんね。自己成長や学び、社会貢献という非物質的な価値を知っています。目に見えないものの大切さを知り、全体に想いを馳せる崇高な精神は八百万の神々の精神に基づいており、きっと今もあなたの身体の奥深くに眠っていることと思います。

日本人の約40%にYap遺伝子があります。Yap遺伝子というのは「いい人でいたい」「親切な人でありたい」「身の丈でいたい」という性質を持つ遺伝子です。遺伝子の研究が進んだとはいえ、わかっているのはわずか5%の働きで、残り95%はジャンク遺伝子と言われる、あまり働きを成さない遺伝子だそうです。ですがわずか5%の遺伝子を維持していているのは95%のジャンク遺伝子であり、私たち日本人にとってYap遺伝子は見過ごせない存在です。

戦後のGHQによる思考工作War guilt information proguram「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画」によって、日本人の矜持と自尊心を奪い、日本古来の精神文化を葬って、日本が再び米国および連合国軍の脅威とならないよう無力化、弱体化し、米国に従うようになることを狙ってさまざまな宣伝工作が行われました。精神の「精」は「くわし」と読み、「一つにまとめる」という意味を持ちます。日本人が戦後70年で失ったものを取り戻すのは、一人一人が自分を取り戻すしかないのではないでしょうか?

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