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日本地域看護学会第28回学術集会『介護の深層心理』について講演しました

2025年9月6-7日(土日)日本赤十字看護大学広尾キャンパスにて、日本地域看護学会第28回学術集会が開催されました。協賛企業であるプライマリー・アシスト株式会社様よりご依頼いただき、ランチョンセミナーの講師を務めさせていただきました。

 

 

 

 

 

介護と仕事の両立支援
~介護する人される人の深層心理~
というテーマで60分お話させていただきました。

今回の学術集会は『地域共生社会のこれから ~すべての人がつながりあう社会をつくる~』がテーマとして掲げられており、介護離職の防止策として各企業内で介護支援制度が推進されているにも関わらず、働きながら介護する人は「煩雑な介護保険制度」と「企業内の規定による介護支援制度」の狭間で窮地に立たされていることを問題としてお話させていただきました。

 

 

 

 

 

 

そして解決策として、「地域で訪問看護を行う看護師やケアマネ」と「企業で働く産業保健師・看護師」が、働きながら介護するご家族を中心に、ミーティングによって手を取り合って解決していくことー。そのために介護する人・される人の深層心理を共通認識として持っておくことが重要であるとお伝えさせていただきました。

 

 

 

 

 

講演後、大学病院の看護管理者より「まさに取り組みたいテーマだったため、具体的な案を提示してもらえてよかった」とのご感想をいただきました。現行、退院後の訪問看護においては担当者会議や退院時カンファレンスで多職種による情報共有が普通に行われるようになっているため、今後は『訪問看護師やケアマネ』と『産業保健師・看護師』による介護家族への支援として、地域共生の拡がりが期待できる機会となりました。

 

 

 

 

 

プライマリー・アシスト株式会社様より100名分のランチを提供していただき、和やかな雰囲気でお話できましたこと心より感謝いたします。また、さらに50名参加されたとのこと、本学会参加者様の意欲を感じました。これを機に地域看護師の意識が広がり、介護離職の防止が効果的に行なわれることを切に願っております。ご受講くださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

尚、本講演は9月22日~オンデマンドで配信されます。10月31日まで申し込み可能ですので、よろしければ日本地域看護学会第28回学術集会に登録いただきご視聴ください。
参加もしくは視聴した方で資料をご希望の方は、プライマリー・アシスト株式会社様のH.Pよりアンケート回答後に受け取り可能となります。ご活用いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

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