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魂の汚れが万病のもと

健康は根の根。生活のもとの文化に根付いています。普段は当たり前すぎて気づかないけど、失ってみて初めてその大切さに気づくのが健康です。日本人が失ってしまった真の文化と歴史を取り戻して、穏やかに清らかに自然とともに、天寿を全うできる健康社会になることを祈っています。

病気は「念」から始まる

大半の病気はストレスが原因です。誰しも、ストレスを溜め込まないために自分に合う生活習慣を形成しています。ですが生活習慣は「感情」や「思考」パターンによるもので、その感情や思考はいつの間にか持っている「固定観念」「想念」「信念」により生じています。病気は根の根、健康も根の根、どちらもその国、その時代の文化になぞらえ、無意識のうちに何年何十年かけて形成されるものなんですね。「物事に対してどう感じたか?」が何より大切。そのときの「念」が病気の火種になっていくからです。

念は魂をけがす

固定観念、想念、信念には言葉がたくさん詰まっており、「念」には強いエネルギーがあります。そのほとんどは誰かから与えられた「意見」ですが、いつの間にか自分にとっての掟のようになっています。そのとき感じた感情は、時とともに体の深部に沈み込み、やがて情報としてDNAに転写されます。DNAは体の組成プログラムにのため、健康状態に影響を及ぼします。そして親から子供へ、子どもから孫へ、情報は魂となり時を超えて引き継がれます。「念」はそれほど強いのです。

心の中の対話に気づく

とくに身内や友人や恩師など関係が深い場合は、離れていても魂のエネルギーが強く、まるでいつもそばにいるかのように固定観念や信念を守り続けることがあります。そのときエネルギーは自分自身から切り離されていて、身体症状が現れたり、日常のさまざまなシーンで不具合を起こしやすくます。自分自身の心の中に、どんな言葉や思考をよく繰り返しているか気づくといいかもしれません。意識の成長・進化を図るため、体は出来事や症状を通して一生懸命サインを送ってくれているのですね。

手放して爽やかな気持ちで

固定観念、信念、思い込み…、これらは自分のものでしょうか?おそらく赤ちゃんのときには無かったはずですから、生まれてから今までの間に自分自身が取り込んだ「他者の意見」ですね。両親や先生、テレビや新聞などのメディア、映画や本、そして友人や師から得た言葉。それを事実だと思い込み、次いで想念、無念、感情などが生じています。もう時代遅れの古い価値観だと感じたら手放しましょう。そして一つ一つの物事に対し、自分自身が爽やかな気分でいられるような価値観に書き換えましょう。意識を成長させる魂磨き(たまみがき)です。

時代の変遷

日本人は古くから八百万の神々の存在がどことなくあったことから、あらゆるものに霊や魂があることを認識していました。目に見えるもの以外のものにも敬意を持っていました。ところが戦後の思想工作により西洋的二元論ですべてを見るようになり、物質的な低次元の文化に変えられてしまいました。そもそも日本人の根本原理に合わず、二元論によって優劣、争い、比較、葛藤など苦難が生じ、魂は穢れてしまっています。よって霊性の作用は厳しいものになっているかもしれません。これだけ多くの人が患い、命の宣告を受ける非常事態は、私たち人類が何か気づかねばならないことがあるような気がしてなりません。

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