1. HOME
  2. ブログ
  3. 日本文化と言霊学
  4. 神に通じる拍手の打ち方

神に通じる拍手の打ち方

二礼二拍手一礼。
初詣に行かれる人が多いと思いますので、神さまとつながる拍手の打ち方をお伝えします。
神社に行かれたら実践してみてくださいね。

 

最初に二礼します。
手を合わせます。
右手を1~2cm(左の第一関節程度)スッと下に引きます。
そしてパンパン、二拍手、お願いです。

前回のしめなわの記事より
https://nurseorb.com/archives/2965

伊邪那岐神の「岐」は「気」であり「霊」を意味します。
伊邪那美神の「美」は「身」であり「体」を意味します。
左手が「霊」で、右手が「体」にあたります。

神は「霊」ですので、霊と交信をするときは「左手」を前に出します。
パンパンの後、お願いするときは合わせます。
パッと合わせ、スッと引いてパンパン。
簡単ですね。

 

 

 

 

 

もう少し付け加えると、パンパンのとき手を真横に開くのがいいです。
手にはエネルギーの出入り口「気穴」があり、両手を開いたとき、手の間に宇宙エネルギーが生じます。
また、二拍手は神にご降臨(ごこうりん)いただく儀式です。
心の中で「ご降臨ください」と唱えるといいですね。

神社の祈願は自分自身への宣言です。
神を拝む、神にすがるのではなく、宣言し「ご加勢ください」と力をお借りします。

 

日本に古くから伝わって来た神道は、江戸時代に新しい神道が現れ幕府に取り入ったため、皇室から排除されました。また開国によって「真の言葉の力」が外国の支配者に悪用されるのを防ぐため、皇室は古神道を封印しました。そして戦後、米軍の介入により現在の神社本庁の位置づけとなり、さまざまな意図によって大切な部分が伝えられていないようです。

ですが神や霊は神社だけでなく日常にいらっしゃいますので、神さまにつながる柏手の打ち方を実践してみてくださいね。

 
どうぞ穏やかで健やかな新年をお迎えくださいませ。

関連記事